志木の整体

東武東上線志木駅徒歩2分

埼玉県志木市本町5-23-23サルナート志木501

11:00~20:00(定休日:日曜、月曜)

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姿勢について

肩こり腰痛とも関係の深い、骨盤・脊柱・肩甲骨。
その構造と姿勢が崩れる原因を学ぼう

なぜ、骨に狂いが生じて姿勢が崩れるのか。その理由はとても簡単で、日常の動作のちょっとしたクセによって、位置関係にズレが生じてしまいます。骨格を支えているのは筋肉なので、筋肉がない状態では、骨格は重力に負けて崩れてしまいます。

つまり、骨格のポジションを変えてしまうのは、筋肉の機能次第ということになります。正しい姿勢ってどんな姿勢?と良く聞かれます。ここでは、正しい姿勢のチェックポイントやよく見受けられる姿勢タイプを紹介します。

人によって、どのようなタイプなのかを的確に見極めて、正しく姿勢矯正し、正しい動作を身につければ姿勢は驚くほど良くなり、痛みも消え、外見もよくなり、疲労もたまりづらくなります。

重心線が通るべきポイント

ここでは、姿勢を横から見たときのチェックポイントをお伝えします。

正常

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頭が頸椎の真上に乗っていて、脊柱が緩やかなS字カーブを描く。骨盤もしっかりと立っているのが特徴。

普段からこの姿勢を保持していくと、神経系や内臓系の圧迫もなく、様々な不調をおこしにくいです

フラットバック型(平背)

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頭が前に出て、胸椎は上部だけが弯曲して、そこから下の脊椎はまっすぐで骨盤は後傾する。脊柱特有のS字カーブが少ないことで脊柱のクッション性がなく、重力や衝撃をまともに受けてしまい、痛みや疲れが出やすい姿勢。

このタイプにストレートネックも加わると、腰椎から頸椎まで真っ直ぐになり、頭痛や首こりなどの症状が出やすい。おしりや胸が下がって見え、腹痛を起こしやすく、足のしびれや痛みを発症しやすい等の悪影響があります。

ゆるめる所(伸ばしたい部位)
  • 胸筋群
  • 腹直筋
  • 僧帽筋(上部線維)
  • 大殿筋
  • ハムストリングス
鍛える所
  • 菱形筋・僧帽筋(中、下部線維)
  • 多裂筋・脊柱起立筋群
  • 腸腰筋・大腿直筋
  • ローテーターカフ

スウェイバック型(猫背)

背中は丸まった猫背、お腹は前方にせり出している。骨盤は後継して、膝の関節がロックされた状態になる。

頭部は前方に移動し、腰椎はまっすぐ。>一般的に若い女性や高齢者に多い姿勢と言われている。肩が前に入ることでバストが小さく見え、O脚、お尻のお肉がない。胸郭(肋骨)がつぶれた姿勢になるので、心肺機能が弱くなるなどの悪影響がでます。

ゆるめる所(伸ばしたい部位
  • 脊柱起立筋群(下部線維)
  • 胸鎖乳突筋
  • 中殿筋・大腿筋膜張筋
  • ハムストリングス
  • 肋間筋
鍛える所
  • 腹横筋・内腹斜筋
  • 大殿筋・内転筋
  • ハムストリングス
  • 多裂筋・脊柱起立筋群(上部線維)
  • 菱形筋・僧帽筋(中・下部線維)
  • 下腿三頭筋

猫背・反腰(前弯後弯亢進型)

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頭が前方に出て、胸椎が後方に大きくカーブを描く。その分、腰椎が前方に弯曲する。そして、重心が後方へ移動するので、骨盤が前傾してバランスと取ろうとする

日本人の不良姿勢でもっとも多いタイプ。

ハイヒールを履く人は要注意!また、内股(X脚)やおしりが大きい、下半身が痩せにくい、ぽっこりお腹、バストの形が崩れるなどの要素がある。他にも、心肺機能の低下や便秘などの悪影響も出やすい。

ゆるめる所
(伸ばしたい部位)
  • 脊柱起立筋群(下部線維)
  • 腸腰筋・大腿直筋
  • 胸筋群
  • 下腿三頭筋
  • 中殿筋・大腿筋膜張筋
鍛える所
  • 多裂筋・脊柱起立筋群(上部線維)
  • 腹横筋・腹筋群
  • 大殿筋
  • ローテーターカフ
  • 菱形筋・僧帽筋(中・下部線維)

まとめ

ここでは、正常な姿勢も含め4タイプの姿勢を紹介しましたが、これらはあくまでも代表的なタイプであって、人の数だけ様々な姿勢があります。それはその人によって体型も違いますし、筋肉の量も違いますし、ましてや、筋肉の使い方等のクセが千差万別だからです。トレーナーズBodyCareでは、その一人一人の姿勢や筋肉の使い方を的確に把握し、的確に姿勢矯正(骨格矯正+筋肉調整)を行います。そして、ご自身の姿勢タイプを知って頂き、ゆるめる所はゆるめ、鍛える所は鍛える事を続けていくと、姿勢改善につながるだけでなく、姿勢が悪くなる事を未然に防ぐことになります。

以下の動画以外にも、関連動画がありますので、【YouTube】にて「トレーナーズ BodyCare」チャンネルをご参考下さい。